2002アジア絵本原画ビエンナーレ(BAIJ’02)

梅園の里ギャラリー
2002年6月1日〜19日 10:00〜17:00

大分市アートプラザ
2002年6月21日〜30日 10:00〜19:00

大分県安岐町は世界に向けて独自な絵本の情報を発信するコミューンの一つになりました。2001年には非西欧のヨーロッパから80人の絵本画家の300点の作品が招待されての<2001ヨーロッパ絵本原画ビエンナーレ>が開かれ、ポーランド、ハンガリー、トルコ、ユーゴスラビアから審査員が招待され、日本側審査員と共に審査が行われ、ポーランド、ハンガリー、トルコ、スロベニア、リトアニア、フィンランド、エストニア、スロバキアの画家が受賞しました。

今年2002年はアジア全域を対象とした<2002アジア絵本原画ビエンナーレ>が同じ会場で開催されます。審査員はポーランドからユゼフ・ヴィルコンをはじめ、イラン、韓国、台湾(グリムプレス)から審査員が招待され、日本側審査員と共に日本を含むアジア全域から招待された300点の作品の審査を行います。

安岐町においてヨーロッパとアジアの独創的で魅力的な絵本原画展が毎年交互に開かれるということになります。紛争などによって対立している国々の作家さえ、このように絵本の美術によって一同に会されることの奇跡的な実現は、日本ならではのことであり、安岐町の心意気を知ることになりましょう。